フルート奏者とのレッスン記録。息の吸いづらさ

フルート奏者とのレッスン◉

 

 

今回はちょっと特殊な呼吸についてのご相談でした。

 

「胃腸炎にかかってしまって、それはもう治ったんですが息が吸いづらくなってしまいました。週末にコンクールがあるので改善できたら…」

 

 

 

この方は継続して受講してはるので、ひとまず演奏しているところを見せてもらいました。

すると、二つのことに気がつきました。

 

 

・フルートを持ち上げる際に、ほんの少し背中の反りが見える(→もしかして腕の力をあんまり使ってないのかも。)

 

・息を吸う際に、さらにその背中の反りが強調される(→吸いづらいのをなんとか吸おうとしているように見える)

 

 

そこで、腕を動かす筋肉のウォームアップと、背中の反りとは反対方向の動きを提案して実験してみる。

 

 

息が吸いやすくなった+楽器に息が入りやすくなった!

演奏を聴いてた側としては音の響きがよく増しているのを感じました!

 

 

本人は、体調を崩されたことで、「呼吸」に不調を感じておられたのですが(管楽器奏者なら当然感じる違和感かもしれませんね)、今回のレッスンでは呼吸以外のところにも何か変化や違和感は見られないか?という視点で手がかりを探ることで、

 

構え方の変化→息の吸い方の変化→これらが呼吸のしづらくする一因ではないかという推測に至りました。

 

演奏者本人にとっては、演奏にとって最も重要で直接的な影響力のある呼吸に違和感を感じるのは当然ですが、休養中に休んでいたであろう腕の筋肉をウォームアップしたり、フルートを演奏するための座り方から呼吸が有利になる条件を設定してあげることで、呼吸のしづらさは案外あっさり改善しました。








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執筆者 森岡尚之 もりおか なおゆき
芸大でアレクサンダーテクニーク教えてます。大学の専攻はトロンボーンでした。プロフィール

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